統計検定準1級 問題解説 ~2021年6月実施 問9 因子分析~

問題

過去問題は統計検定公式が問題と解答例を公開しています。こちらを参照してください。

解答

[1] 解答

$\boxed{ \ \mathsf{19}\ }$ : ④
$B$群の結果のみが適切な結果が得られると考えられることから、$2$因子かつ因子間に負の相関があるものが正しいと考えることができる。よって、スクリープロット$2$、因子パターン$1$、因子間相関$2$に対応する④が正しいと考えることができる。

[2] 解答

$\boxed{ \ \mathsf{20}\ }$ : ③
基本的には項目$1$〜$5$で「因子$2$ > 因子$1$」が成立し、項目$6$〜$10$で「因子$1$ > 因子$2$」が成立すると考えることができるので、成立していないものが逆転項目であると考えることができる。よって$2,3,6$に対応する③が正しいと考えることができる。

[3] 解答

$\boxed{ \ \mathsf{21}\ }$ : ⑤

解説

計算などがない選択式の問題なので、大体正答できれば良いで流し、計算問題に注力するというのもありだと思います。

参考

準1級関連まとめ
https://www.hello-statisticians.com/toukeikentei-semi1

「統計学実践ワークブック」 演習問題 Ch.25 「因子分析」
https://www.hello-statisticians.com/explain-books-cat/stat_workbook/stat_workbook_ch25.html