当記事は「統計検定$2$級対応 統計学基礎(東京図書)」の読解サポートにあたって第$5$章の「線形モデル分析」に関して演習問題を中心に解説を行います。線形回帰の結果の読み取りは実際に行うことが多いので、演習を通して抑えておくと良いのではないかと思います。
本章のまとめ
練習問題解説
問$5$.$1$
回帰式は「公転周期$=5.835$軌道長半径$-8.788$」のように表されることが読み取れる。公転周期に対する回帰係数の$t$値は十分大きいので、回帰係数の値は有意とみなせる。また、相関係数の$2$乗に対応する決定係数$R^2$は$0.9764$、自由度調整済み決定係数は$0.9724$と大きいので、公転周期の変動は軌道長半径の変動によって表されると考えて良い。$F$値に関しては変数が軌道長半径のみであるので回帰係数に関する検定の$P$値と等しく、有意であることが確認できる。
問$5$.$2$
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問$5$.$3$
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