【上級】データサイエンス 数学ストラテジスト 公式問題集 解答例まとめ Q.61〜70

「データサイエンス 数学ストラテジスト 上級」はデータサイエンスの基盤である、確率・統計、線形代数、微積分、機械学習、プログラミングなどを取り扱う資格試験です。当記事では「日本数学検定協会」作成の「公式問題集」の演習問題$61$〜$70$の解答例を取り扱いました。

・数学検定まとめ
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演習問題

Q.61

製品ABCDEFG
重量(g)$150$$170$$180$$200$$200$$240$$250$
電源容量(mAh) $3000$ $4000$ $5000$ $7000$ $8000$ $8000$$9000$

「電源容量 $\div$ 重量」は下記のように計算できる。

製品ABCDEFG
電源容量 $\div$ 重量 $20$ $23.5$ $27.8$ $35$ $40$ $33.3$ $36$

上記が大きい順にD、E、F、Gを選ぶと合計は$32000$であり、$(4)$か$(5)$に絞られる。ここでFをB、Cに入れ替えたB、C、D、E、Gも$1$kg以下であり、この合計は$33000$である。よって、$(5)$が正しい。

Q.62

①〜⑥の処理手順は下記のプログラムに対応する。

a = 1

for i in range(1,5):
    a = 3*a+4

print(a)

・実行結果

241

上記より$(4)$が正しい。

・解説
for文でなくwhile文を用いるのが厳密には正しい一方で、while文は基本的にfor文で代用できるのでここではfor文を用いました。

Q.63

Q.64

$n \to \infty$のとき$n \log{n} << n^{2}$なので$(2)$が正しい。

Q.65

Q.66

Q.67

逆ポーランド記法の仕組みより$(3)$が正しい。

Q.68

$a$と$\sqrt{a^{2}-4b}$の差の$a-\sqrt{a^{2}-4b}$はそれぞれの値について下記のような計算で得られる。

import numpy as np

a = np.array([2., 1.00001, 1.1, -1., -1.00001])
b = np.array([1., 0.00001, -1.1, -2., -1.00001])

print(a-np.sqrt(a**2-4*b))

・実行結果

[  2.00000000e+00   2.00000000e-05  -1.26854386e+00  -4.00000000e+00
  -3.23609139e+00]

上記より$(2)$が正しい。

Q.69

下記のような計算によって結果を得ることができる。

import numpy as np

n_st = np.array([500., 300., 200., 100.])

for i in [100, 125, 150, 175, 200]:
    n_candi = np.ceil(n_st/i)
    print("i: {}, n_sum: {}, n_candi: {}".format(i, np.sum(n_candi), n_candi))

・実行結果

i: 100, n_sum: 11.0, n_candi: [ 5.  3.  2.  1.]
i: 125, n_sum: 10.0, n_candi: [ 4.  3.  2.  1.]
i: 150, n_sum: 9.0, n_candi: [ 4.  2.  2.  1.]
i: 175, n_sum: 8.0, n_candi: [ 3.  2.  2.  1.]
i: 200, n_sum: 7.0, n_candi: [ 3.  2.  1.  1.]

上記より$175$で割ったときの結果を考えればよく、$(4)$が正しいことが確認できる。

Q.70