数理統計学における「十分統計量」・「完備十分統計量」・「最小十分統計量」は、統計的推論を行うにあたっての主要な概念である。得られたサンプルを要約する統計量をサンプルの確率関数を考えることで表現できるが、やや抽象的なので、…
Hello Statisticians!
数理統計学における「十分統計量」・「完備十分統計量」・「最小十分統計量」は、統計的推論を行うにあたっての主要な概念である。得られたサンプルを要約する統計量をサンプルの確率関数を考えることで表現できるが、やや抽象的なので、…
「十分統計量(sufficient statistic)」に関連して「完備十分統計量」を取り扱うにあたっては指数型分布族(exponential family)を同時に抑えておくとよい。当記事では完備十分統計量の定義と、…
当記事は「現代数理統計学(学術図書出版社)」の読解サポートにあたってChapter.6の「十分統計量」の章末問題の解説について行います。 基本的には書籍の購入者向けの解説なので、まだ入手されていない方は購入の上ご確認くだ…
標本の関数である統計量(statistic)が「統計量を与えるだけでパラメータに関係なく標本が得られる」場合、その統計量は「十分統計量(sufficient statistic)」といわれる。この十分統計量は、十分統計量…