統計や機械学習に関するプログラミングではPythonやRが用いられることが多いですが、近年Juliaも注目を集めています。そこで当シリーズではJuliaの基本構文からライブラリの用い方などについて取りまとめます。当記事ではJuliaのサブ配列(subarray)について取りまとめを行いました。
・Julia入門
https://www.hello-statisticians.com/julia
・Julia 1.8 Documentation
https://docs.julialang.org/en/v1/
Contents
サブ配列の概要
概要
サブ配列(subarray)は配列の一部を表すオブジェクトです。view関数を用いることで配列からサブ配列を作成することができます。
サブ配列の使用例
サブ配列はview関数を用いて下記のように作成することができます。
using Random
Random.seed!(0)
X = rand(3,3)
println(X)
println(view(X, 1:2, 1))
println(view(X, 1:2, 1:2))・実行結果
[0.4552384158732863 0.9405848223512736 0.7468008914093891; 0.5476424498276177 0.02964765308691042 0.9766699015845924; 0.7733535276924052 0.74694291453392 0.08694684883050086]
[0.4552384158732863, 0.5476424498276177]
[0.4552384158732863 0.9405848223512736; 0.5476424498276177 0.02964765308691042]参考
・Julia 1.8 Documentation
https://docs.julialang.org/en/v1/
